my favourite songs

絵以外のことをこのブログに描くのは珍しいがたまにはいいだろう。今度ギターのライブをやることにした。ふたつのことを考えた。ひとつは自分でこれがいいと思うことを自分で積極的にやってみること。これまで声をかけてもらって何かをすることはあっても、みずから企画して実行に移すことはなかった。それでもやれることはいっぱいあったが、自分らしさを求めていく姿勢には欠けていたといえよう。もうひとつは満足のいくような演奏はどこまでいってもできない、できるまで待っていてもその時はこないと思ったことだ。かくして、若気の至り、ともかくやってみる。イサラライブ2018.5

ローラン・ディアンス死す

 ギター雑誌を立ち読みしてて、ディアンスが10月に亡くなったことを知った。62歳という。もっともっといろんな作品を作ってこの世に提供してもらいたかった。いつ頃のことだったか忘れてしまったが、来日のコンサートで彼の演奏を聴いて、目が覚める思いがしたことを覚えている。ギターという楽器でこんな音楽ができるのか、流れるというか歌うというか、僕の今までのギターのイメージとはまったく違うものに思えた。今から思えば、演奏というものの進歩に対する自分の無知からきているものだったのだけど、あらためてギターの練習を再開し現在に至ってることを考えると、ディアンスの存在は僕にとってはきわめて大きいものだった。難解な曲が多くとてもとても自分なんかには手に負えないし、その編曲作品もとても難しくて演奏は困難なのだけど、どれも一度は取り組んでみたくなる魅力をもっていた。和音や運指などは、フランス人らしいおしゃれな発想と数学者のような緻密で合理的な思考が発揮されて、天才というのはこんなことなのかなと思ったりすることも多々あった。まだ手を付けていない楽譜もたくさん持っているので、ちょっとづつでも手掛けてみようと思う。