城壁に守られた村アンギアーリ

アンギアーリその1
 ダ・ヴィンチが「アンギアーリの戦い」という大作を描いたことで知られる城塞都市。町の中に一歩入ると何百年も同じ家で同じような毎日を暮らしてるように思ってしまう。フィレンツェ在住の画家ロベルト・インノチェンティさんが絵を描いた「百年の家」という僕の大好きな絵本があるが、こんな風土の中での物語なんだなと思った。(講談社刊、2009年)古い家がずっと僕らの暮らしと歴史を見てたんだよ、というのだけど、その絵や文の発想がすばらしいといつも思う。第一次大戦からちょうど百年。同じくインノチェンティ絵の「エリカ」もぜひどうぞ。
 アンギアーリその2
 広場でおじいさんが僕に話しかけてくれた。「よくこんな田舎まできたね。どうだいいい町だろう、こんな暮らしやすいところはないぞ。今から新聞を買いに行くところだよ。坂はきついがね。・・・・」といった話だったかどうかはわからないが、帰りに会ったときは新聞をかかえてたので、きっとそんなことだったろう。
新聞を買いに来た老人

トスカーナへ

フィレンツェ
 小さいサイズの方が大きい絵より先にできてしまうので、一足先にアップ。
 今回の旅で海外レンタルWi-Fiを使ってタブレットを持って行ったが、おそろしく便利で驚いた。2日ほどフィレンツェ市内を歩き回ったが、グーグルの位置情報で迷うこともなく安心して行動できた。方向性には自信ありのはずだったが、さすがに夕方近くなると迷路に入ったようでどっち向いて進んでるかわからなくなるのもだいじょうぶ。ホテルへの道順を聞くのも、切符売り場を訪ねるのも、「ドッチ?」って聞いててもなんか通じることが多かった。空港などでの発券もずいぶんかんたんなことと教えてもらったので、ひょっとしたら英語力さっぱりの僕でもひとりでいけるかもと妙に自信を深めたんだけど。
  トスカーナはイタリアワインの本場、ワイン通でまったくない僕ははじめはビールばかり飲んでいたのだけど、フィレンツェのレストランでビールの大を頼んでしまったら、ほとんど注文する人は皆無なのか、店の人がほんとに注文するの?やるじゃないかとばかり拍手喝采?だった。残したら日本男児の沽券にかかわるので最後まで飲んだが、たしかに量は多かった。以後は郷に入っては郷に従うでワインレッドに染まっていくことになった。後の方の小さな2枚の絵はモンテプルチャーノのワイナリーのレストラン付近。
モンテプルチャーノその1

モンテプルチャーノその2

秋のイタリアに行ってきた

トスカーナ遠景
 総選挙と台風でたいへんな頃、イタリアに行ってきました。当然ながら突然の解散より旅の予定の方が先でしたので悪しからず。旅の半ばトスカーナ州のトレクアンダーという村にあるアグリに泊まった。一日のんびり自由に行動できたのでずっと絵を描いていた。いつもは旅行といっても走り書きスケッチがせいぜいだが初めて着色まで何枚か描いた。ブドウの収穫はすでに終わっているそうだが、どこまでもつづくぶどうやオリーブの畑がつくりだす風景は見事なものだった。絵の方はそうはいかないけれど、誰一人通るわけでもなく、丘の上にすわって景色をながめているだけでもとても幸せな気分だった。
トスカーナ州トレクアンダー村

黒池という名のついた池

黒池
 先日伊丹北高校で一般市民も参加できる公開講座があり、元同僚が主催されてることもあって、聴いてきた。京大のアジア・アフリカ地域研究科の先生の「野生チンパンジーからみた人類」という人類学のお話だったが、興味深い内容で、いろいろ考えるヒントをたくさんもらったと思った。ここはその昔14年間も勤めた学校だったので、なつかしく周辺を自転車で散策してみた。すでにたたんでいる店もあってさみしい思いもしたが、別のお店では覚えてもらってて当時の話ができた。かつて立ち入れなかった学校のとなりの池はまわりが整備され、夕刻の散歩をされるひとでにぎわっていた。ちょっとスケッチしたついでに、近くの神社などにも足をのばしてみたが、どうも初めて訪ねてみたようだ、記憶がない。きっと当時は毎日の仕事で追われてたのだろう。暗くなったので近所の銭湯によって本日の予定終了。

ドナウ対岸の村

ドナウ対岸の村
 昨年のちょうど今頃がオーストリア旅行だった。旅行での風景は折にふれて描き続けてきたが、大小、善悪とりまぜてこの絵が28枚目。あと2枚描きかけが手元にあるので、1年で30枚。それなりに時間もかけているし、絵の出来に一喜一憂して楽しんでるのだから、旅の費用対効果としてはよしとすべきだろう。こんなことを思ってしまうので、またこりずに出かけたくなる。もう歳も歳だし、今度こそ最後だろうから、と何回も思ってはきたのだけれど。

奈良まで一目散

法隆寺西里
ある晴れた日、午後から予定がなくなった。いつもなら帰って楽器の練習でもしようか、となって結局ボーと過ごすのだが、なにせ彼岸花のシーズン、稲刈り前の黄色の世界。今しかないと思いなおし、リュックに必需品を詰め込んでいざ奈良へ。JR乗り継いで向かったものの、法隆寺あたりで3時近くになってので下車、駅前のレンタサイクルを借りて西里へ直行。5時には自転車返却なので2時間、新聞配達少年のごとくあちこち回って鉛筆スケッチ、法起寺あたりにも足をのばして6枚ばかり描いた。ちょうど5時に駅にもどり、よくよく考えると平日の夕方、通勤ラッシュに遭遇したくないので、やってきた電車に飛び乗って家路へ、7時過ぎには帰宅した。なんだいつもより早いじゃないか、これならいつでもできるじゃないか、とも思ったが、こうした意欲は月に1回くらいしかわいてこないので、今回は彼岸花の賜物というところだ。
法隆寺の西どなりの西里はいついっても静かなところ、遠くに修学旅行生の列をのぞむ。声は聞こえない。みんなだまって歩いてる。

法隆寺西里はずれ

インスブルグで

インスブルグ
インスブルグのイン川をはさんで対岸の風景のつもり。ほんとうはもっと建物の色がきれいだったはずなのだが、描きかけてから時間が経つうちにさえなくなってしまった。もっと根性があったら外壁を塗り替えたり、いっそのこと建て替えしたいところだが、水彩ではそうもいかず、今回はここまで。きょう阪急電車で梅田に出たとき、十三で淀川を渡っててふと思ったのだけど、異国情緒があふれている風景なのでこうしたシーンは美しく思うけど、他国の人からみれば十三淀川でもきれいにみえてるのかなぁ。

雨にぬれても

ならまち夕立
 となりの芝生は青く、ぼくの絵はきちゃない。先日奈良へ青江塾の展覧会と先生の個展をみにいった。知った人も何人かいるが、みなさんほんとにお上手で美しい絵ばかりだ。それにひきかえ自分の絵たるや・・・・・・・などとつい頭をよぎる。ギャラリーをでたら強い雨が降ってきた。近くの3軒ばかりしか開店してない狭い市場で雨宿りしてたら、若いカップルの子達といっしょになった。なにやらの店を探してるそうだ。傘がなく雨にぬれても楽しそう。raindrops falling on my head ・・・・・・いいですなぁ。(こんな歌知ってます?)小降りになったので古商家を改造した向かいの喫茶店に入って休憩。なかなか素敵なお店で店主さんとしばらく話をしてから、店を出たらもう暗くなってた。外はこんな感じの通りだった。

久しぶりに歩く篠山

篠山河原町の夏
8月篠山市の音楽祭にオーケストラが出演、出番が終わって時間ができたので、楽屋に楽器をおいてしばし散策に出動。月に2回は練習のために篠山にきてるのだが、チェロをかついでは動きがとれず、市内をまわるのは久しぶり。今回は河原町の商家の町並みへ。真夏の日曜日、観光客も少なくひっそりとしていて、裏山のセミの鳴き声や民家から漏れ聞こえるピアノの音もあり、日陰に入ってのスケッチはけっこうはかどった。ずいぶん昔描いた建物もそのまま残っていて、懐かしかった。
いつ頃描いたか忘れてしまった手元のハガキ絵のファイルのデータを見てみたら保存したのは2000年だった。ホームページを始めた頃でデジカメもなかったなぁ。当時のハガキ絵かけつけ3枚。
篠山3

篠山1

篠山2

自転車で生瀬へ

生瀬の神社で
10月に自転車での淡路島一周計画が決まった。夏休みであまり乗ってなかったので、トレーニングがてら夕方宝塚方面に武庫川をさかのぼる。ついたところが生瀬[なまぜ]。これまでこの集落の中に入ったことはなかったのでぐるっと周遊。神社のベンチで休憩しながら持参した携帯用の絵具で社殿をスケッチ。蚊さえいなければもう少し丁寧にかけたかもしれないが、しかたなく途中で退散。後日残りを描き足したのでちぐはぐなものになったが、すべては蚊のせいということにしておこう。
プロフィール

POOR ARTIST

Author:POOR ARTIST
POOR ARTIST「下手でも楽しい」というのが信条です。水彩画や音楽も、アマチュアらしく「描いたり演奏したり」楽しむのが理想です。いろんな分野が混じってますが、ホームページの続きとして始めました。

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