また一本とられた

車の中で、隣に座ったもうすぐ小学校の孫娘に、冗談らしきことを話したら、「おじいちゃんの言うこと意味ワカラン」と一蹴された。確かにその通りだったが、続けて隣の妻に「おばあちゃんは違うで、いっつもおばあちゃんは本読んで勉強してるし」と言うので、「おじいちゃんも勉強してるで、いっつもギターの練習してるし、お絵かきの勉強もがんばってるで」と言ったら「そんなん勉強ちゃう(違う)」と返された。「絵を描くのもむずかしいんやけどなぁ」とディミヌエンドで言ってみたが、聞こえなかったみたい。 こどもに「一本とられる」ことほど楽しいことはない。
絵は「勉強」のつもりで描いたオーストリアの湖
オーバー湖畔

風の向くまま気の向くまま岩屋へ

淡路岩屋港
この日は天気もよかったので、早朝から湖北でも行こうかと思ったが、ぐずぐずしてるうちに昼前になったので、目的地を変更。結局明石から淡路島岩屋港へ。明石の商店街で昼ご飯、いかなごなど活気があって実に楽しい。片道500円で船旅、岩屋港についたらスケッチ開始。魚港も午後にはだれもいないので気を使うこともない。春の穏やかな海はぼんやりながめているだけでじゅうぶん。明石海峡大橋を背景にした絵が最初の一枚。
だんだん陽が落ちてくると漁船が輝いてくる。その様子をじっと見届けるのに専念し、鉛筆でのスケッチを何枚かして帰路へ。ターミナルで新玉ねぎと「ここしか売ってない」という玉ねぎスープの素を買って明石にもどる。くぎ煮を買って帰ろうと思ったが、商店街はすべて閉まってた。そら「そだねー」もう夜だもん。お刺身定食とビールで晩御飯。本日は一件落着。
帰ってからの一枚がこれ。
淡路岩屋港2

バスから覗いたインド

母さんとこどもたち
自宅から徒歩数分のところにインド人が経営しているカレー屋さんがある。僕はここの「日替わりセット」が気に入っててよくいくので店の人と顔見知りになった。北部の出身だそうで少しは暑さもましだそうだ。2月末に改装工事してきれいにするって言ってたので、きれいになったねと言ってあげなきゃ、と1日に行ったら、まだ工事中で「1日オープン」の小さな張り紙に1にマジックで0を足してさらに「頃」を入れて10日頃オープンと書いていた。彼ららしいなと思った。こないだ行ったときには若い男の子が片言で注文や会計をしていたので聞いてみたら、20歳で2年前に来日、店主はお父さんだそうだ。遠い日本で働く、がんばってほしいな。
 インドに行ったのは2014年6月なんとも暑かった。外は暑いのでバスの中からのぞいた町の様子を描いてみた。

インドを覗く5

インドを覗く9

インドを覗く10

インドを覗く12

インドを覗く13


孫には弱い

孫娘には弱い
遊びに来た文具好きの孫娘が、「おじいちゃんの机が汚い、片づけな」というのでやってもらった。三菱のハイユニがお気に入りなので、誕生日には買ってやらねば。最近人物画の練習を見よう見まねでやってるのでこの子の写真をもとにした描きかけの絵も部屋にあったが、似てるような似てないようなできだったので、おこられそうなので隠しておいた。「机の中もやってくれるかな」といったら「自分でやらな」といわれた。老いては孫に従う。

リトアニアのカウナス

カウナス広場
 学年末の生徒のレポートの中に「杉原千畝とカウナス」を取り上げたものがあった。カウナスの町を思い出そうと画像を検索していたら見覚えのある絵が出てきた。自分とよく似たスケッチだなと思ったら自分の絵だった。昔ホームページに載せてたものだが、なんらかの説明をつけていたので検索にひっかかるようになったのだろう。リトアニアには合唱団の演奏旅行でリガやタリンに行ったあと立ち寄った。2006年のことなので、絵も12年前のもの。旧市街は整備されていて美しい街並みだった。
 杉原記念館も訪ねたが、驚いたのは東京の高校でここへ修学旅行に来てる学校があるという。テーマの絞り方がすごいと元歴史の高校教員は思う。一度はアウシュヴィッツも訪ねねばとずっと学生の頃から考えてきてて、具体的な企画もあるんだけど、当然ながら気が重い。さてどうするかな。

カウナス遠景
カウナスの町を一望するところからのハガキ絵。幼稚園か小学校だろうけど、壁の絵が実にかわいいい。おしゃれだ。

カウナスの窓
民家の窓もかわいい。古いけどおしゃれだ。
カウナスの窓2

旧市庁舎と教会。いずれもハガキ絵にしたもの。当時はデジカメの初期で残っている写真データは大きくても数百バイトのもの。今のものとは比較にならないが、修正のソフトも進化してるので、利用して絵にしていこうと思ってる。今描くと全然違うものになりそう。
カウナス旧市庁

カウナスの教会

 

ちょっとだけ長浜

長浜の夜
 先日長浜へ出張、夕方終わって帰る前にもう夕方だったけど駅周辺を歩いてみた。何度か来てるが人影の少ない夜もまたいい雰囲気だった。ちょっと一杯、と通り掛けの店に入っていけばなんとなく歳相応のふるまいなのでしょうが、残念ながらそうした習慣がないというか、ひとりで入っても間が持たないというか、まさかまさか居酒屋で本読むわけにもいかないので、結局カメラもって歩くだけになる。今回の収穫は、カメラのISOをあげたら夜景でも撮れることがわかったことだ。陽が落ちてからでも灯りがあるところは写真が残せるとなると夜景の絵が描けるかも、と思ってためしにやってみた。きれいには描けないがそのうち何枚もやってたら描けるようになるかもしれない、と希望的観測。ここは妙法寺、前日からの雨で水たまりができていた。門はあって壁がなく、境内は駐車場になっていた。(20×28cm)
 長浜はこれまでに何枚もはがきサイズの絵をかいているのでついでにアップ。
長浜とらや食堂
 かつて駅前ちかくにあった「とらや食堂」今はない。自分ではもっとも気に入ってるハガキ絵のひとつ。初めて長浜に行ったとき見つけてこの町が大好きになった。
長浜黒壁スクウェア
 はじめて行ったのは「黒壁スクウェア」と街づくりをスタートさせた頃だった。
長浜大通寺裏
 大通寺境内で休憩、最初来たときはなんて立派な寺院がこんなところにあるんだと思ったが、伏見城の遺構とか。
長浜焼き鯖寿司
 お昼ご飯は焼き鯖寿司、これは迷わなかった。

歩き回る楽しみ

フィレンツェ サンタクローチェ教会裏
フィレンツェ市内を一日中歩き回る。バスの一日乗車券を買っておいて、いざとなればバスで周遊。いくつかの教会や美術館をはしごして、サンタクローチェ教会へたどり着いた。路地から鐘楼をのぞむところでスケッチ。日曜日だったので教会周辺にはミサを終えた人たちがたくさんいた。ここでスケッチをしていてふと見上げると2階の部屋から若い男女がのぞきこんでいた。(F6サイズ)

青山南『60歳からの外国語修行ーメキシコに学ぶ』 を読む。おもしろい。この手の本はもう買わないつもりだったが、本の帯に「ラジオ講座の挫折の果てに」とあってついひかれてしまった。たまっていたテキストは全部捨てたが、ロシア語以外はぜんぶ手をつけたが、だいたい4、5月号で挫折、10月復活すぐにリタイアのくりかえし。先日あまりの聞き取り能力のなさを嘆いていたら、英語の先生に「だいじょうぶです、使わないんですからできないのも当然です」とやさしくなだめてもらってたくらいだ。この本にはどのようなきっかけでその単語やフレーズ、言い回しが身についたかも書かれている。本文中に、外国語になれるのにメロドラマを見るか歌を聴く、歌うのがいいとあって、そういえばアルゼンチンタンゴの歌とか歌おうとしてたこともあったと思い出し、書棚の辞書も出してみた。もっともクリスマスの頃はやっぱりシャンソンはフランス語だ、と思っていたのだから、今回も勉強するのはおもしろそうだ、で終わりそう。
もう一枚はシエナ(F6)
シエナ2

サンジミニャーノにて

サンジミニャーノで
 2018年最初の絵。お正月はほとんどどこへもいかず、家で楽器を弾くか、絵を描いて暮らしてた。おかげで朝寝坊が習慣化して、このまま永遠の眠りにつくのではと思ってしまう。最近よく夢をみるのだけど、自分で言うのも変だが、なかなかよくできたストーリーが多い。登場人物、話の展開、場面転換など、どうしてこんなことを思いつくのか不思議だ。だってふだん何も考えず、思いつくこともなく過ごしているのに、考えたって出てこないのに、である。書き留めていたら短編小説か脚本のひとつでも作れるのではと思う日もあるのだが、そこはそれ結局ほとんど忘れてしまうので、また思いだせないのでプラスマイナスゼロなのだ。おかげで現実と夢の区別がつかなくなることもなく、夢が特別いいことでも悪いことでもないので損得にも関係なく、また眠りにつくことができる。冬休みも明日が最後。早起きにもどさなきゃ。
 絵はサンジミニャーノの町でのひとこま(F4サイズ)

あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
年末フェイスブックに次のような投稿をしたので、ここにも載せておきます。
「年末、介護保険被保険者証というものが届き、とうとう介護される側に至ったかと自覚。これからは、怒ってばかりいないで、自分にやさしくしてあげねばとも。「絵がきちゃない」とか「また弾き間違えた」とか、「また忘れ物か」とか。もっとほめてあげないと伸びないか。
 今年一番の出会いは、6月、50年ぶりで中学校の恩師田中公道先生にあったことだ。80歳の今も現役のテノール歌手として活躍されていて、そのリサイタルが大阪であった。長く芸大の教授もされていたけれど、プログラムには出発点となった僕らの中学校時代の、歌手をめざされていた時期のことがいっぱい書かれていた。吹奏楽部の顧問で、「これはいい曲じゃぁ」と音楽の楽しさやわくわくする思いを生徒のぼくらに伝えてくださったことを今でもよく覚えている。自分の音楽の原点になってるとも思う。
 すばらしい声と情熱あふれる演奏で、たくさんの聴衆に感動をもたらされていたが、先生によると音楽は「情熱を語り伝えること」、そして加齢によっても絶え間ない工夫でより前進できるとのこと、そのとおりの舞台だった。終演後お話ができて、今も音楽やってるの?と聞かれて「ギターやチェロを」と答えると「じゃぁ、またどこかで会えるね」と言ってもらった。 
 書いているうちに年が越えた。まだ健康なので今年からは恥ずかしがらずにより積極的に音楽や絵画の活動をすすめたいと思う。できるできないの問題より、するしないの方が重要かと思って。というところで、あけましておめでとうございます」

昨年アップしようと思って、しなかった2枚。もったいないから再利用。1枚目はサンジミニャーノ(サイズSM)
サンジミニャーノ

2枚目はシエナ(サイズSM)
シエナ


今年最後の1枚

インスブルグ午後5時
 歳末総決算、描きかけの絵を出来はどうあれ来年に残さぬようフィニッシュまで。
最後になったのは、インスブルックの街角での1枚。訪ねたのは昨年の秋だったのでもう1年以上経ている。
鉛筆の下書きが残っているので、それをもとに写真を参考にして描くのだけど、
描き始めてからもかなりの時間放置しているので、なかなかうまくはいかない。
描きたいと思った時から意欲が持続しているうちにフィニッシュまで、来年こそ。(39×18)

ついでに箕面での1枚(サイズSM)
箕面の秋

プロフィール

POOR ARTIST

Author:POOR ARTIST
POOR ARTIST「下手でも楽しい」というのが信条です。水彩画や音楽も、アマチュアらしく「描いたり演奏したり」楽しむのが理想です。いろんな分野が混じってますが、ホームページの続きとして始めました。

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